面白い!? 黒執事Book of Atlanticを観てみた

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黒執事は漫画のほうは全く見たことがないのだがよく聞く名前だったので、昔サーカス編をWOWOWで観て「結構面白いじゃん」と思ったので、この劇場版も観てみたいと思って録画してみた。

ざっくり言うとタイタニック×ゾンビというコラボ設定の箱物舞台に黒執事のメンバーを入れるとどんな化学反応が起きるのかという作りになっていて面白かった。以下ネタバレになる為まだ見ていない人は要注意!

①これまで知らなかった色々な事実が分かった

シエルとリジーの前に多量に出現するゾンビの群れ。頼りのセバスチャンはオカマのサトクリフと戦闘中で助けられない。銃は弾切れ。絶体絶命のピンチにまさかの・・・・

リジー無双開始  !!!!!!

るろ剣の蒼紫様も驚きの回転剣舞(何回転しているんだ!数えた人がいたら教えてください( ;∀;))からのデビルメイクライのダンテ様ばりの壁走りを披露。この戦闘シーンは映画のなかでも恰好良く見所と思える。しかしあの超絶剣技を指だけで止めてしまうセバスチャンはもっとすごい

またシエルとセバスチャンの過去の様子も見れ、実はセバスチャンも最初から今のようにスマートに執事の仕事をしていたわけではなかったことが分かった。しかし自分だったらあんな仕打ちを受け続けたらすぐに執事辞めてしまう・・・・シエルよ、もう少し優しさをください(T_T)/~~~

②フェニックスポーズ

映画で2度観る機会があるこのフェニックスポーズ。ただ面白いのはシエル、セバスチャン、死神2人がゾンビを止める装置を起動してもらうために仕方なく披露する時。そもそも大量のゾンビに囲まれているシビアな状況であの痛いポーズを皆でバッチリ決めるというギャップがなんだか面白くて毎回笑ってしまう。黒執事はお笑い要素も多いアニメだが今回の映画ではここが最も笑い所に思う

③アンダーテイカー強ええええ !!!!

アンダーテイカーがまさかの『自分実は死神でした。ついでにこの件の首謀者です』

というカミングアウトからアンダーテイカーVSセバスチャン・死神2人というほぼ1対3のバトル開始。普通に考えるとこれだけ強いのが3人も相手なんだから苦戦必至なのだが余裕で捌いていく。そしてデスサイズがいかにも死神らしい大鎌からのブリーチ一護の月牙天衝(みたいな)ので3人を圧倒。ちなみにいままでの死神のデスサイズって枝切りバサミや芝刈り機というあまり武器っぽくないのが多かったが、アンダーテイカーのは死神の武器としてかなりマジなやつだ。この事からも死神として相当な地位に昔いた存在なのだろうか・・・

このバトルの前にアンダーテイカーが髪をかき上げながらこう言い放つ

「ああ、悲しいね。ここから笑いが消えてしまうのは」

この言葉と言い方が

超絶カッコいいーーー!!! からの 「惚れてまうやろーーー(絶叫)」

である。なんだかよく分からないが自分も1回使ってみたくなってしまった。誰かが笑いをとろうとボケたのに周りがシーンと滑ってしまった時なんかに使えないだろうか?

とりあえず面白かったのには間違いないので、次回も劇場版やアニメがあったら絶対に観ようと思う。

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