平壌オリンピック男子フィギュア 羽生結弦2連覇達成 「生きる伝説へ」

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昨日は子どもの参観日があったので、両親も来てくれその後一緒に家で男子フィギュアのフリーを観た

当然注目は羽生君が金メダルとれるかどうかということだろう。ショートはノーミスの演技で得点もあまり見たことないような111点というハイスコアだったのでフリーにも期待が高まる。

個人的な考えだが、フィギュアスケートってショートとフリーの合計得点で結果が決まる為、ショートが幾ら良くてもフリーがダメだといけないというのは観ている方としてはフリーが終わるまで全く安心できない感がある。「サッカーだと前半は勝っている」「テニスだと1セットはとったが」というような感じに似ている。

普段ほとんとフィギュアの試合など観ないのだが、この日ばかりは家族総出で食いつくようにTVを観ながら観戦!!羽生君がジャンプを決めるたびに
「うぉぉーーー!!!(*´▽`*)」

と思わず声を出してしまっていた。気持ちとしては華麗なジャンプを決めてくれて嬉しいのと、「こんなんいつ転倒してもおかしくないやろ」っていうくらい回っているので、「もう飛ばないでくれ~~~(/ω\)」という気持ちが半々な感じだった。(ジャンプせずに勝てないのは分かっているのだが・・・(~_~;))
しかし実況の人はあんだけ回転しながらジャンプしているのに、着地した瞬間に「4回転サルコー」「トリプルトーループ」とかジャンプの種類すぐ言えるのすごいな~と素直に思う。素人には最早何回転しているのかさえ分からないのだがwww

フリーではショートの時には無かったジャンプの着地で2回ほどバランスを崩して転倒しそうになり、観てて相当ドキッとしたが転倒はせず演技続行!!以降はミスらしいミスはなくフィニッシュ。肝心の得点は
206点
ショートとの合計得点 317点

この得点を観た瞬間にもう金メダル間違いないだろうと思った。実際後の2人も良い演技をして300点ちょっとまでいったが(フィギュアでは300点超えはかなりすごい事なので羽生君さえいなければこの2人のどちらかが金でもおかしくなかったかも)2位の宇野君と10点以上差がついており、圧倒的な勝利と言える。金メダルが決まった瞬間に、

「ヨッシャーーーーーーーーーー(≧◇≦)(≧◇≦)!!!!!!!」
と雄叫び。下手するとサッカーのワールドカップより盛り上がってしまったw

今回は大会直前でケガをして、試合はおろか練習すらまともにできない状態だったため正直「そもそも出れんの?」というくらいの認識だった。m(_ _)mその為ここまでの結果は期待していなかった分予想を遥かに裏切られた。

自分のような普通の人間には分からないが、前回の金メダリストとしてビッグタイトルをディフェンドする事や、羽生君はここ数年ずっと圧倒的な強さで世界ランキングも1位を独占していたそうだから周囲の「勝って当たり前でしょう」という見られ方、準備が十分できない状態で大きな舞台に上がる事や、無理してまたケガが再発したら・・・という不安など様々なプレッシャーに打ち勝ったことが何よりも素晴らしいと感じた。
ネガティブな状況になった時の考え方や対処方法は、仕事の種類は違えど自分も羽生君の競技に対して向き合う姿勢であったり、考え方であったり学ぶ事が多くあると思う。

かつてこれほど世界中の人を感動させた日本人がいただろうか?
平壌オリンピックで金メダルを取った週間、羽生弓弦は男子フィギュア界の「生きる伝説」となったに違いない

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