今回の舞台は「町内トプール」町内でナイトプールという、あまり聞いたことないイベント。
しかし、ネーミングもだが、装飾があまりにもダサい為、自分達でアレンジすることにしたプリキュア達。
今日のクライアス社
社長自ら新人事発表
・ジェロス → ジェネラルマネージャー
・ビシン → カスタマースペシャリスト
ジェネラルマネージャー(GM)とは?
マネージャーの上位職。元々アメリカの役職だったが、最近は日本でも使われるようになってきた。
基本的には執行役などの役員レベルで、会社の経営決定権を握っている場合が多い。
なので、社長が兼GMみたいな所もあるそう。ちなみに野球などのスポーツでもチームの運営責任や権限を持つ立場の役職としてGMをよく耳にする。
この原理に沿ってシンプルに考えると、ジェロスは役員レベルの立場と権限があり、階級で言えば社長の次、具体的な権限があるという意味では相談役のDrトラウムより上と考えてもいい。
カスタマースペシャリストとは?
現実的には「カスタマーサポートスペシャリスト」等という呼ばれ方をしている。具体的な定義づけはないが、色々まとめると
・ある特定の商品に対しての構造上の知識や、そのメンテナンスをする技術がある
・様々なお客様からの問い合わせに対応し、それを現場の技術職などに伝える「橋渡し役」
・国際化するビジネスの現場においては、英語での対応や文章作成も英語で行う事を求める会社もある
こんな感じ。とっても優秀な「コンシェルジュ」のような存在だろうか・・・?
まだ分からないが、カスタマースペシャリストに求められる役割が上記のような事であるなら、いかにも問題児な雰囲気のビシンに果たして務まるのかは疑問。
今日のテーマは「プレッシャーとは。周りの期待と自分の本心の大きなずれから生じる」だと思う。
はなはどんなに苦しい時も笑顔を絶やさない。その事に勇気づけられるし、自分達も前向きな気持ちになれると評価する仲間たち。
しかし、はな自身は暗い過去に、先日も信頼していた人物(社長)からの裏切りに本当はネガティブな感情も強くある。それなのに「皆が笑顔でいられるように、その笑顔を守らなきゃ」と、無理に笑おうとするはな。
「こうでなければならない」という気持ちが強いときは、多くの場合反対の気持ちが本心で強くなっており、そのギャップがプレッシャーとなり、メンタルを疲弊させる原因となる。
例えば「あなたはまじめで優秀な人だ」と周りが評価している場合、本心は「もうちょっと適当にしたいし、勉強とかさぼって遊びまくりたい」と思ってたら、これはギャップが大きい。「でも、こんなに評価してくれてるんだからまじめで優秀な自分でいなくては・・・」と考えてしまうとプレッシャーが大きくなり、最悪心が壊れてしまう。
ここで、ジェロスの猛オシマイダー登場。
後輩設定のウィズB(リアルのまんま)の名言も飛び出す
「始末書上等」「残業歓迎」(;^ω^)
しかし、すぐにプリキュア化せず、おかまいなしにギター演奏を続けるえみるとルールー。観客もこんな状況に関わらずライブが盛り上がっていき、皆が笑顔になる。
この時はなは「皆の笑顔は私だけで守る必要がないんだ」とプレッシャーが軽くなり、本当の笑顔が生まれる。
この「自分だけが頑張らくてもいい」と思えることはプレッシャーを軽くする一つの回答と言える。
今日はすごいサプライズが!!
クライアス社を退職したチャラリート、パップル、ダイガンが「芸能事務所 まえむき、あした、エージェンシー(MAA)」を設立。ルールーとえみるを所属タレント1号にしたいと勧誘。
ダイガン元部長はクライアス社では「用なしのお荷物社員」扱いだった。しかしここでは生き生きとしており、元部下のパップルに「給料減らすわよ」と恐らくこの事務所ではパップルのほうが上の立場という複雑な状況でも笑顔で楽しそうな様子。
そして、敵でありながら自分を浄化退職に導いてくれたさあやに素直に「その節はありがとう。5分間感謝したぞ」とお礼を言えた。
・・・なんてすごいシーンだ。かつてはブラック企業で使い捨ての道具のように扱われてきた社員達。とくにダイガン元部長なんて、定年退職間際の年齢でまさかのリストラ的退職で、普通なら「これからどうしたらいいんだ・・・」と途方に暮れてしまう。
しかし、この年齢からでも人間的に成長できるし、新しい人生をやり直そうと思えばできる。そのほうが日々を前向きに生きれる可能性がある。
日本の企業は程度の差こそあれ、ほとんどの企業にブラックな面があるのは否定できない。「サラリーマン=ブラック企業勤め」みたいなもの。そんな多くのサラリーマンにまたまた勇気を与えたプリキュア。
本当、なんでこれが女児向けアニマなのか分からない。最近は視聴対象者が完全にサラリーマンになっている気がする・・・(^^)/