HUGっとプリキュア26話 さあやと大女優の母との関係は?

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今回はさあや回。

さあやがCM出演。「天使のシュワシュワウォーター」は大好評(*^_^*)

そして、母親の「薬師寺れいら」が出演中のドラマ「女王のキッチン」の収録現場に皆で見学に行く。

ここでさあやは、ずっと気になっていた事を母親に尋ねる。それは、大女優の娘である自分がCMに出演したり、女優を目指したりすることについて。それで母に迷惑をかけないのか?

「お母さん、私が女優になる事についてどう思っているの?」

それに対して、母親の薬師寺れいらが意外な答え。

「あなたはどう思っているの?女優の娘ということで、あなたがどれだけ良い仕事をしても<親の七光り>と言う人は必ずいる」

「女優だけが、あなたの将来じゃない」

 

ちょっと不器用ながらもお互いを思いやる気持ちが分かる。

さあやは「大女優の娘なのにこの程度」と周囲から思われる事で、結果として母の薬師寺れいらの評価を自分が下げてしまう事を心配している。この心の背景には、まだ自分が女優としてやっていく自信がないことが見て取れる。

一方の薬師寺れいらは、女優という仕事の厳しさを知っている事と、さらに周囲の「親の七光り批判」をさあやが受け苦しむ事が予想できる。結果自分が愛娘のさあやを苦しめる事になることを恐れている。

それを避ける為にも、さらっとだが女優以外の仕事も視野に入れて将来を考えてほしいと伝えた。

この心理は子が親と同じ仕事を目指したり、親の事業を継承する事を子が検討している時に多くの人達に湧き上がるのではないだろうか?

 

さあやはプロの女優として、人が見えない所で懸命に努力する母に「すごい・・・」と尊敬と同時に「これを自分ができるのか?」という不安も感じながら見ている。

そんな時、さあやが赤ちゃんの頃から一緒に現場で子育てを手伝ってきた監督をはじめとした人達が登場。

さあやは自分が女優を目指すことが、母にとって迷惑になるのではと監督に話す。すると監督

「迷惑かけてもいいんじゃない?」

この言葉は親子関係において重要なポイントを言い当てている。親というのは子どもに「頼ってもらっていいんだよ」と思っている。それがある意味親孝行にもなる。

それなのに、妙に気を遣われると「子どもに変に気を遣わせるなんて。自分は子どもにとって頼りないんだろうか・・・(T_T)」等と落ち込むことにもなる。

 

そして、さあやは女優になりたいと思った気持ちを思い出す。子どもの頃からTVで華やかに映る母を見て「いつか私もお母さんの世界に行きたい」

 

(補足)

今日のクライアス社はほぼ出番なし。トゲパワワが小さい為か、猛オシマイダーもさあやの新技+マシェリとアムールの「ツインラブトップビート」で瞬殺!!

(エールとエトワールは変身しただけ(;^ω^))

 

無事撮影終了。薬師寺れいらの「名台詞!?「私なんでも作れるので」も飛び出す。(ドクター〇?)

そしてさあやは母親の薬師寺れいらに

「女優になりたいかどうか分からないけど、今の目標はお母さんと共演したい」

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目標=夢じゃなくていい。夢を先に決めてから目標を設定して、それを一つずつ達成していくのが普通。しかし、今やりたい事、達成したいことに集中し、それをクリアしながら「最終的になりたい自分=夢」を考えてもいいし、一度決めた夢も目標を達成する過程で変えてもいいのではないだろうか?

こんな素敵なメッセージが含まれた26話。今回も社会人の自分、学ばせていただきましたw

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