今回ははなのおばあちゃんがお店をやっている和菓子屋「たんぽぽ堂」にプリキュア一同来店。
はな達はおばあちゃんのどら焼きを「おしいい」と食べる。しかし、昔から通っている常連のヨネに「味が落ちた。昔はこんなんじゃなかった・・・」とクレーム。
それに対しおばあちゃん「文句があるなら帰ってくれ」と売り言葉に買い言葉。
ムキになったおばあちゃんは、お店の新しい看板商品「巨大どら焼き」を作ろうとするが、年齢からくる体力の衰えもあって腰を壊し入院。
作った事のない人には分かりにくい部分だが、和菓子作りは非常に体力のいる仕事。その為、「体力の低下=味の低下」に直結しており、その事をなかなか受け入れられないおばあちゃん。
そんな時、昔たんぽぽ堂の看板商品だった「希望饅頭」を作ることにしたはな達。
希望饅頭はおばあちゃん夫婦がお店を始めたばかりの、まだお金がなくてあんこが十分仕入れられなかった時に、あんこの代わりにさつまいもを使って作った饅頭。
食べると希望が湧いてくると、おじいちゃんが名付けた。その思い出が詰まった饅頭だけはどうしても味を落とした状態で出したくなかった為作らなかった。
しかし、はな達の作った下手ながらも希望饅頭の味にもう一度一緒に作ろうと決心するおばあちゃん。
今日のクライアス社
トラウムがジェロスに説教。ジェロスはこの時点で結果を求めるのは時期尚早だという主張に対して、「ペラペラ喋っている暇があったら早く結果を出してこい」と言い放つ。
このやり取りにはなんだか妙に共感するものがあった。現実にも毎月の売り上げや成績だけ見て部下に「お前らは何をやっているんだ」みたいに言う上司がいる。
しかし、今組織がどういう状況で、どんなプロジェクトが動いていて、仕事がどのフェーズの段階なのか。それを適切に把握せず上記のような事を言っても何の効果もないのが事実。
これからの時代に大事な事は、現状を社員全員に把握してもらったうえで、今後どういう取り組みをやっていくのか。それを伝えて実行していくのが、これからのリーダーに求められる役割。結果の良し悪しだけを言う事には何の意味もないと自分は思う。
猛オシマイダーが登場。そして、今回初めて全員がワンカット同時変身。そこで分かった事はやはりアムールとマシェリは2人で一つのプリキュアであるという事。エール、アンジュ、エトワールはそれぞれ1/4枠なのに、アムールとマシェリは1/8ずつであったことからもそれが分かる。
猛オシマイダーの飴玉弾がおばあちゃんに!!しかし、おばあちゃん巨大なへらでホームランし跳ね返す( ゚Д゚)
ちょっと前まで腰を悪くしていたおばあちゃんとは思えないw
今日のフィニッシュは久しぶりに3人の「トリニティ・コンサート」
最後は喧嘩していたヨネさんも店を手伝うと言うのと同時に、ゴリマッチョであることをカミングアウト(笑)
考察
今日のプリキュアは「歳をとることはどういうことなのか?」がテーマかなと思った。
歳をとると失う事が多い印象。例えば今回おばあちゃんが若い時と比べて失ったものは
・体力と健康
・和菓子をおいしく作る力
・最愛の夫
しかし、逆に得たものもある。それは孫のはなやその友達との触れ合いや成長を観ることであったり、昔からの友達が助けてくれたり。
トータルで考えれば失うもののほうが多い。しかし、失うだけではない。逆に年齢を重ねたからこそ得たものもある。
今回はそんな歳を重ねることを、どう受け止めていくのか。それを考えるきっかけの回でもあったように思う。