HUGっとプリキュア31話 はなの過去のいじめに向き合いながら「仲間」について考える

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はな達の前に突然現れて、何か言いたそうだったが何も言わずに立ち去る「えり」

えりは、昔はなの同級生だった。同じチアリーディング部に所属していたが、えりがいじめられていた。

それを庇ったはなに標的が変更。再びいじめられるのが怖くて何もできなかったえりは、はなに謝りたいが上手く伝えられない。

一方のはなも「余計な事をして、嫌われているのでは・・・」とお互いに伝えたい事が言えない。

 

いつも明るいはなが、どこか暗い表情を見せる事に調子が狂うとえみる。しかしここでルールーが名言。

「心とは、晴れの日もあれば雨の日もある。そうやって移ろっていくもの」

何を当たり前の事を・・・と思うかもしれないが、この当たり前を本当の意味で理解できていない人は多い。

「特別理由も無いのに、なんでこんなに気持ちがネガティブになるんだ?」「忘れたいのに、嫌な事が頭から離れない。自分が嫌になる・・・」

多分、こんな気持ちになる事が誰にでもあると思う。こういう時にこの名言を思い出したい。

人間の心は良い時もあれば、良くない時もある。それが普通。良くない時も「そういうものだ」と受け入れる事で楽になる。そんな事を言っている言葉。

 

今日のクライアス社

ジェロスが社長にwithBの二人を役に立たないから「クビ」にしたいと直訴。社長も「好きにすればいい」と言い放つ。

部下の不手際は、上司の責任でもあるのに全部部下に責任を押し付けて辞めさせようとするとは(;´Д`) 今日はブラック企業色がかなり強い。

トラウムがジェロスに「若いんだから焦らないでいい」みたいな発言に「セクハラです」と返すジェロス。

これは、セクハラというよりどちらかと言うと「パワハラ」に思えた。

「若いから」という理由だけで、誰もやりたがらないような雑用や肉体労働、サービス残業や休日勤務を押し付けられる。誰もが、一度は経験したことがあるのではないだろうか(/ω\)

しかし、これからはこのような事は許されなくなるだろう。

一方で、「若いから」という言葉だけでパワハラ扱いになる可能性がある為、使用を控えないといけない。

確かに、自分が若い時に「若いんだからそんなもんだよ」みたいに言われた時、あまりいい感情はなかったような気がする。気を付けよう(;^ω^)

はな達はえり達チアリーディングのメークとして姿を現す。そこは、かつて自分をいじめた人達もいる中勇気ある行動。

はなはえりに「謝ってほしいとか思ってない。また友達としてやっていきたい」と気持ちを伝える。

いじめっこ達は「なんなの、その前髪?」とかつて長かった前髪をばっさり切った事に対して言うと

はな「メッチャイケてるでしょ?」と言い放つ!

この展開はなんだか、スッキリした(*^^)v

いじめをする人は劣等感や不安感が強い人達が多い。

故に、集団で個人に圧力をかけて「自分が強い、優れている」と偽の優越感を持つことでどうにか平常心を保っている。

こういう人達に効果的なのは「あなた達のやった事など、何も自分に影響はない」というメッセージを清々しく伝えながら、以前より人間的に強く、逞しくなった姿を見せる事。

これは、いじめに対する一つの回答なのだと思う。ただ、これが絶対的答えではなく様々な考えがあると思う。

ただ、自分もいじめに対しては「気にしない事」と「きちんと信頼できる人に早めに相談する事」が大事だと思う。

いじめをする人達に、改心する事はまず期待できない。同じ学校や職場で接触を避けるのが難しいのなら、転校や転職をして接触を避けるのがいい。

「なんでこっちが、そんなリスクの高い事・・・」と思うかもしれないが、いつまでもそんな人達に付き合う方がよっぽどリスクが高い。

一方で、そういった被害を受けた人達が転校や転職をしやすいように、社会的な制度の整備などもこれから必要になってくるのではないだろうか?

 

クビを回避する為、トラウムの試作品で色々な人の時間を止めて回るwithB。

しかし、副作用でオシマイダー化してしまう。そして、ジェロスに「仲間だから、助けてほしい」と懇願するが、「仲間なんだから、最後くらい役に立て」と言い放つ。

それに対してプリキュア達は「それは仲間とは言わない。仲間とは、助け合い、大切な事に気づかせてくれるかけがえないもの」といった内容を返す。

そして、新アイテム「メモリアル・キュアクロック」誕生。

はぐたんも参加して初の5人の合わせ技「チアフルアタック」でフィニッシュ!!

そして、withB退職へ(*´ω`*)

今回は、いじめを介しながら、その問題や「仲間」とはどういうものかについて考察できる、深い話の回だったと思う。

最近、社員が減り過ぎていたクライアス社だが、早速求人募集をかけていた(笑)

 

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