WOWOWシナリオ大賞を獲ったという「食い逃げキラー」を観たので感想を書いてみた
一言で言うと、設定から何から色々ツッコミ所満載だった(*´▽｀*)
あらすじ
さびれたファミレスで食い逃げが多発していた。そこに昔陸上で五輪候補にまでなっていた主人公の川谷省吾が、食い逃げを捕まえる「食い逃げキラー」として奮闘する・・・
ツッコミ所
①バイトが少ない
ホールが3人、調理が２人しかいない。全員が出勤すればかろうじで回せるかもしれないが、最近ファミレスは２４時間営業の所も多いので、常時は絶対回らないだろう(~_~;)
②食い逃げ連中がいい人っぽくなってるシーン
店が閉店になるのがホームページで公開されて、今まで散々食い逃げしてきた連中が大集合して、これまで未払いだった金を「持ってきな！！」とドヤ顔で支払う。理由はこの店が潰れたら困るから。
それに対してバイトリーダーの千秋も「みんな・・・」と感動を誘うような演出。ちょっと待て、誰のせいでこういう状況になったと思っているｗ
後支払いするの当たり前だぞ
③川谷と吉田の決着
バイトのおばちゃんの後藤さんがわざわざ宣伝広告まで作って、この２人が今日決着するので見に来てください→大勢集まり→「ギャラリー待ってるから早くしろ」と急かされる
・・・何これ？もう吉田が食い逃げする事前提になっているが、食い逃げは立派な犯罪なんだから、それが起こる前提でこんなイベントする事自体が犯罪になっちゃうよ(*´Д｀)
結局この２人が最後走っているシーンで終了。最初っから陸上の100ｍ走とかで決着したほうが早くないですか？
④なんで、食い逃げすること分かっている奴らに食事提供するの？
自分の中でこれが一番のツッコミ所(笑)
何回もやられているんだから、来たら「前回の分が未払いですのでお出しできません」と断ればいいし、カメラで証拠あるんだから即警察に通報して現行犯逮捕してもらえばいい。
そして食い逃げ連中もよく来れるなｗ あんだけ顔見られているだから、怖くて同じ店には普通行かないだろう(；一_一)
まとめ
これ以外にも色々ツッコミ所が多かった(笑)
ただそれをわざとやって、観ている人に楽しんでもらおうというコンセプトかな？
良かった点としては食い逃げ犯の中で中国人兄弟がいたが、彼らが逃げるアクションシーンは格好良く、街中を華麗に駆け抜けるスポーツ「パルクール」のようでこの映画の見所ではないだろうか!(^^)!
難しい事は考えず、頭を空っぽにして映画を観たい時などには良い作品かもしれない