錦織圭 2018ワシントン大会準々決勝 対 A・ズべレフ

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2018ワシントン大会準々決勝 錦織圭 対 A・ズべレフ

6-3 1-6 4-6 で錦織圭敗退(T_T)

 

1stセット

互いにキープで迎えた第6リターンゲームで、パッシングショットを皮切りに40-0とトリプルブレークポイント。これを一発で仕留めブレーク成功!! 4-2

次の第7サービスゲームをきっちりキープでブレーク成立。5-2

第9サービング・フォア・ザ・セット。ここで15-40とピンチが訪れるが我慢強くプレーし、最後は3連続1stサーブでのポイントでセット奪取!

1stサーブの確率65%、ポイント率75%、2ndサーブのポイント率55%と上々。

ただズべレフのスタッツ。1stサーブの確率88%、ポイント率71%、2ndサーブのポイント率100%とセット取られたとは言えとんでもない数字になっている。

 

2ndセット

第2サービスゲームでまたしても0-40のピンチ。ここを再度我慢して40-40まで戻しなんとかキープ。1-1

第4サービスゲームも30-40のピンチ。なんとかここも耐えてほしかったが持ちこたえられず先にブレークを許す。1-3

次の第6サービスゲームもブレークを許し、このセット1-6で失う(/ω\)

ズべレフのサーブのスタッツは落ちないが、錦織は1stサーブの確率63%、ポイント率40%、2ndサーブのポイント率56%と1stサーブが入ってもポイントができない厳しい状況になっていた。

 

ファイナルセット

立ち上がりの第1サービスゲームはしっかりキープ。流れを一旦止める。

しかし第5サービスゲームで0-40とまたしてもピンチ。ここは全く粘れず一発でブレークを許してしまう。2-3

次の第6リターンゲーム。30-30で雨の為2時間以上の中断になる。

中断で流れを戻したいところだったが、再開後の1stポイントはズべレフに取られ30-40。そのままキープを許してブレークダウンが成立する。

さらに第7サービスゲームも30-40のブレークピンチ。ここもブレーク許して2-5(;´Д`)

しかし、次の第8リターンゲーム。錦織は意地を見せラブゲームブレーク!!

さらに第9サービスゲームもラブゲームキープ。4-5

第10リターンゲーム。ズべレフのサービング・フォア・ザ・マッチ。ここでチャンスを作りたかったが、相手のサービスが良くてノーチャンス。ラブゲームキープを許し、試合終了。

スタッツ

1stサーブの確率63%、ポイント率62%、2ndサーブのポイント率50%

(ズべレフ:1stサーブの確率75%、ポイント率78%、2ndサーブのポイント率60%)

ブレークポイントの取得率:2/2(ズべレフ4/11)

ウィナー13本 アンフォースドエラー30本(フォアが11本、バックが18本)

 

A・ズべレフ

今日は試合を通してずっとサーブが好調。ビッグサーバーが常に70%以上1stを入れて、ダブルフォルトも少ないのだから錦織にリターンゲームでチャンスがあまり訪れなかった。

錦織の揺さぶりにも慌てる事無く、ミスを抑える所は抑えて、攻める所は攻める事ができていた。以前にはあまり見られなかった「大人のテニス」ができるようになって、メンタルの乱れも見られず今日は2ndセット以降ほとんど隙が無かった。

さすが、将来のNO1筆頭候補にして、世界ランキング3位の実力者といった試合運びだった。

 

錦織圭

サーブの調子自体は悪くなかったが、今日は1stサーブが入っても読まれていたのかリターンをしっかりされた為、なかなかキープに繋げられなかった。

それもあって、サービスゲームで度々ピンチが訪れる為、キープにエネルギーを使いすぎてリターンゲームでほぼノーチャンス。錦織自身も「相手に気持ちよくプレーさせてしまった」とズべレフに気持ちよくサーブを打たせすぎる結果になった。

また疲労の影響なのか、今日は頼みの綱のバックハンドの調子が悪くてミスを量産。フォアに波があってもバックが安定している事でポイントを重ねることができるのが、錦織がある程度安定した成績を収めてきた要因の一つだが、今日はそのバックが機能しなかったのが大きな敗因になった。

しかし、流れを変えようとネットプレーを増やしてみる等最後まで試合を諦めない姿勢は観られた。

もう少し上に勝ち上がりたい所だったが、即マスターズ大会も控えている為、考えようによってはこの辺りで早めに切り上げれて良かったとも言える。

全米に向けて残りのマスターズ2大会に期待したい(^^)/

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