錦織圭 ブリスベン国際大会2019 結果まとめ
大会出場時の世界ランキング:9位
大会シード:第2シード
備考:シードにより1回戦はスキップ
2回戦 対 D・クドラ
7-5 6-2 で錦織圭勝利!(^^)!
クドラのハードヒットに1stセットはなかなかチャンスが訪れずキープ合戦。
しかし、相手のショットのコースやパターンを読み出し徐々にリズムを掴むとそこからは一気に畳みかけ見事初戦を勝利!
相手のミスに助けられる場面もあったが、フォアの調子が良く、ブレークポイントすら握らせないほぼ完璧な試合内容だった。
準々決勝 対 G・ディミトロフ
7-5 7-5 で錦織圭勝利!(^^)!
「ベイビーフェデラー」の異名を誇る、同世代ライバルのディミトロフが相手。
天性のラケットタッチに加えて、長身から繰り出す220㎞/h近いサーブと強烈なストロークが持ち味の強敵。
ディミトロフもかなり好調で、錦織も押し込まれる場面もあった。
しかし我慢するべきポイントと、攻めるべきポイントのメリハリをつけ見事勝利!
この試合はサーブの調子が良く、ブレークをわずか1しか許さなかったのも大きかった。
準決勝 対 J・シャルディ
6-2 6-2 で錦織圭勝利!(^^)!
ビッグサーブと、強烈なフォアのフラットが持ち味の相手。
しかしこの日は最初から絶好調。
サーブ良し、リターン良し、ネットプレー良し、フットワークが良いのでフォア・バックともにストロークも良い。
2回程ブレークポイントが相手にあったが、ピンチはそれくらいでほとんど流れは錦織のままで終わった。
あまりの強さに、最後シャルディも「なんじゃこりゃ、どうせえゆうねん(*´Д`)」
と心の中で思いながら(多分)笑うしかない状況になっていた。
決勝 対 D・メドベージェフ
6-4 3-6 6-2 で錦織圭勝利!(^^)!&3年ぶりの優勝
いきなりブレークを許し、0-3という最悪のスタート。
去年の楽天でもこんな形で1stセットを落としそのまま持っていかれたので嫌な雰囲気が漂った。
しかし、今年の錦織はここからが違った。
通用しないテニスは捨てて、今の自分と相手の状態を考え最もポイントが獲れるテニスを選択。
結果逆転し、1stセットを6-4で奪取。
2ndセットも流れは終始錦織。
計8回ものブレークチャンスを引き寄せ、相手は終始守りの劣勢。
しかし、なかなか後1本、ブレークができない。
そんな状況が続いていたら、突然逆に相手に1本ブレークチャンスが・・・。
そして、そのたった1本のピンチを凌げずそのままセットを奪われるというまさかの展開に。
ファイナルセット。序盤どちらかと言えば、錦織サイドに重苦しい雰囲気が漂っていた。
嫌な流れになりかけていたが、そこをしっかり我慢強くプレーし、最後には見事勝利を引き寄せた。
今大会の獲得ポイント:250(優勝)
大会総括
去年のツアーファイナルでは、疲労とサーフェイスへの適応ができずにあまり良いパフォーマンスでなかった為心配していた。
しかし、短いオフシーズンできっちりトレーニングしてきたのがこの大会を見て分かった。
課題だったツアー決勝9連敗という、不名誉な記録をシーズン最初にいきなり払拭。
この調子が維持できるのであれば、全豪で初のベスト4以上も十分狙える。
いや、それどころか・・・ひょっとしたら優勝すらあり得る。
期待しすぎかもしれないが、少なくともそれを感じさせる程の好調さなのには違いない。
全豪オープンは全力で応援するぞ~(^^)/