前回の記事でも書いたが、それを本当に成し遂げてしまった。
大阪なおみ BNPパリバオープン優勝(≧◇≦)
あの伊達公子もできなかったプレミア・マンダトリーレベルの大会タイトルの獲得を、こうもあっさりやり遂げてしまうとは・・・。
この感動をどう言葉で表現すれば良いのか分からない状態だ(*´▽`*)
ハイライトを観る感じだと、大阪はいつも通りのプレーをして、いつも通り勝った感じだった。ただプレミア・マンダトリーの決勝という初の大舞台にもなると緊張して、この「いつも通り」を発揮するのが難しいものだが、それをあっさりやり遂げるあたりは20歳にしてメンタルがタフな証拠にもなる。
そしてもう一つ大事な事がある。プレミア・マンダトリーに出場するメンツのレベルは基本的にグランドスラムのメンバーと変わらない。女子の場合は3セットマッチというルールもグランドスラムと変わらない。(男子はグランドスラムは5セットマッチ)
つまり大阪なおみが普通に自分の能力を発揮すれば、グランドスラムの優勝も不可能ではない事の証明にもなった。次のグランドスラムは5月にある全仏なので期待したい!!
一つだけ気になっている問題がある。大阪なおみは現在日本国籍で日本人としてプレーしているが、実は二重国籍状態なのだ。
彼女は日本で生まれ、3歳まで日本で住み、以降はずっとアメリカで生活している。だから言語も基本は英語で、現在頑張って日本語の勉強をしている状態。
こう見ると「一応日本人だが、実質アメリカ人みたいな状態」なのだ。そして22歳までに国籍を決める必要があるらしい。
ここからは日本とアメリカで彼女の国籍争奪戦が繰り広げられそうな予感がする。日本は手厚いサポートを行い、彼女が「日本国籍を取得したい」と思って貰えるようにしてほしい。(じゃないと、今回の偉業は日本人がやったことにならないからね(~_~;))