お酒を飲むのが好きな自分はよく、吉田類の「酒場放浪記」を観ながら飲んだりするのだが、その吉田類が映画に出演ということで観てみた。
映画は3話構成のオムニバス
①居酒屋チャンス
チャンスを逃し続けたうだつの上がらない人々が集う居酒屋に、恋人と駆け落ちしようと逃げ込んできた女性アイドル。そのアイドルも結局恋人に逃げられてしまう。
とりあえず、皆でホッピーでも飲んで歌って騒いで忘れようと、店主のおばさんまで混じって大騒ぎ(*´▽`*)
全員泥酔状態で朝を迎え、アイドルをタクシーで送り返した後、また常連で飲みだす。吉田類も「朝から飲む酒はいいですね~」みたいな事言っていたが、あんだけ泥酔して、朝からまた「乾杯!!」とかしているのを観て驚いた(´Д`)
②居酒屋「どつぼ」
人生のどつぼにはまった人々が集う居酒屋
店の雰囲気は最悪で、店主もやる気がない。(ぬるいビール、刺身はスーパーのマグロをレンチンで出す等)客の一人が倒れた為、家に連れて帰り店に再び戻ると店主がいない(´Д`)
代わりにお手伝いという、オカマみたいなのと飲んでるとヤクザが入ってきて乱闘!からの、兄貴だけが店に戻ってきて、普通のサラリーマンである主人公に何故か「兄弟の酒杯」を交わそうと言ってくる。断り切れずビールジョッキ一杯に注がれた日本酒を一気飲みした後は、延々ヤクザとサシで飲んで、騒いでw
主人公は「なぜか帰りたくない魅力がある」と言っていたが、ちょっと自分にはその魅力が分からなかった(~_~;)
③ふるさと酒場「土佐っ子」
主人公は吉田類本人。証券取引法違反、詐欺容疑で警察に身柄を追われていて自殺をしようとしていたが、死ぬ前に飲んでおこうと立ち寄ったのが吉田類の故郷である高知の地酒を扱う居酒屋。
そこで「龍馬」という芋焼酎(本当にある)を飲みながら、昔の故郷の子どもの頃の思い出回想スタート。
この内容が癖が強くて、親父は山里で芋焼酎を密造するわ、税務署職員もそれを知りながら「村の人達が飲んで、小便になるだけならいいですよ」みたいな事であっさりスルー。終いには村の飲み会に一緒に参加し密造酒で乾杯!!(´Д`) こんな感じで皆がやりたい放題なお話。
小学生の吉田類も、「一杯やるか」とか言ってその密造酒を飲んでリバース( 一一)
思い出回想した結果、自殺止めて自首して最後は感動系の良い話風でフィナーレ。
吉田類って、本当に小学生から飲酒していたのかな?
まとめ
はっきり言って、映画の内容としてはそれほど深みはないと思う。ただ自宅で酒でも飲みながら、「こんな居酒屋あったら面白いかも」なんて、気楽に観るのには良い映画ではないだろうか。