驚くようなニュースが昨日入ってきた。
あの「ちびまる子ちゃん」の原作者、さくらももこさんが8月15日、乳がんで亡くなっていたことが分かった。
享年53歳と、まだ若すぎる死去にただ驚くばかり。
葬儀は近親者のみで行ったとの事。
ちびまる子ちゃんはさくらももこさんの小学3年生頃の、自身の経験に基づいたアニメ。
時代背景は昭和40~50年頃。小学生ながら個性的なクラスメイトに、キャラの強い家族達。
そういうキャラクター達とまる子が面白おかしく絡みながらも、「ああ~、こういう事ってあるよね」と自分達庶民の共感性の高いお話との組み合わせがとても魅力的な作品。
漫画は1986年から連載開始。
アニメは1990年からフジテレビで放送開始。
アニメ版映画も作成。
ドラマも作成された。
特にアニメは自分も小学生時代から視聴しており、それが遂に自分の子ども達まで観ているという長寿アニメの一つになっている。
そして長年「サザエさん」と並んで、我々サラリーマンに「日曜夕方の憂鬱(;^ω^)」を運んできたビッグコンテンツにして影響力のとても強い作品である。
そして名曲「おどるポンポコリン」を生み出した。長年オープニングソングとしても使われ、曲も大ヒットした。
これだけ世の中に多くの影響を与える作品を作ってきた原作者のさくらももこさん。
しかし、自分は恥ずかしながら年齢を今まで知らなかった。これだけ長期間連載をしているので、実はもっと年を重ねられているのかと思っていたが、まだ50代前半であったことに驚いた。
ということは、連載を始めてブレークしたのはまだ20代前半であったということ。若くして早く成功してしまうと、その後なかなか続かない人も多い中、安定した作品作りを続けられたことは本当に尊敬する。きっと大変な苦労もありながら、それでも続ける事の大切さをさり気なく教えてくれたような気がする。
今後心配なのは、このちびまる子ちゃんはどうなるのだろうという事。原作者は不在になるが、なんとかアニメを今後も継続してほしいと願っている。