札幌の爆発事故 遂に原因判明 それはアパマンショップの消臭スプレー缶だった・・・

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今週世間を賑わせている札幌の爆発事故。

もう年も終わるというのに、大災害並みの被害を出し、そのインパクトに自分は「何かのテロなのか??」と疑った程。

そして、気になっていた原因が遂に判明

札幌市豊平区で16日夜に発生した爆発事故で、発生元とみられる不動産仲介「アパマンショップ平岸駅前店」を運営するアパマンショップリーシング北海道(同市北区)の佐藤大生社長が18日、記者会見し、ガス抜きをした消臭スプレー缶約120本は全て新品だったと明らかにした。

佐藤社長は、負傷した従業員から聞き取りを行ったところ「2日後の店舗改装を前に荷物の整理をしていた際、スプレー缶の在庫を処分した」との説明を受けたと話した。

店内には消臭スプレーが約160本あり、廃棄予定の約120本のガス抜きをしたという。

ガス抜きは、缶に穴を開ける方法ではなく、中身を一度に噴射した可能性があり、北海道警は、店内で急速にガスが充満し、爆発に至った可能性があるとみて調べる。

スプレーの販売会社などによると、缶を床に置いて噴射するタイプで、ボタンを押すと約4分間にわたり中身が出続けるという。道警によると、爆発当時、アパマンショップのドアや窓は閉め切られていたとみられる。

(引用 産経新聞)

室内でガス抜きをしている時に、給湯器のスイッチをつけた瞬間に引火して大爆発を起こしたそう。

元々この消臭スプレーは、顧客の要望に応じてアパマンショップが15.000円で「除菌・抗菌サービス」の際に使用する為の物。

そして、この店舗は改装が数日後に迫っており、店長判断で大量の新品のスプレー缶のガス抜きの指示が行われ、今回の事件に至った。

 

考えられる仮説

あくまで、あくまで仮説だが、つまりこういう事だろう。

・客から15.000円ものお金をもらってやっている「除菌・抗菌サービス」に使用する消臭スプレー。

・しかし、実際にはそのサービスをきちんとやっていないので、こんなに在庫が余ってしまっている。

・店舗改装の日になったら、「なんだこの大量の消臭スプレーは!!」と上司に怒られると思った店長。

「そうだ、全部中身抜いて捨てちゃえばバレないじゃん(*´ω`*)」

・しかし、悲しい事にスプレー缶の正しい処理(喚起の良い場所で行わなければいけない等)を知らない、もしくは屋外などでやったらバレると思ったのかは不明だが、適切な処理ができず引火。

 

多分、事件の背景はこんな感じで良いのではないだろうか?

ほとんどの人が、こういう風に捉えていると思う。

所感

まず、あの大爆発の原因が実は大量の消臭スプレーだったという事が意外だった。

自分も日常的に消臭スプレーは使う(家の中で焼肉とかやった後はマジで必須(;^ω^))が、それがあんな爆発を引き起こす可能性があるなんて、想像もしていなかった。

そして、まだ断定できないが、ガス抜きに至った理由があまりにも浅はかすぎる。

きっちり仕事していれば、過剰な在庫にならないはず。仮にきっちり仕事していて余ったのなら、次回以降の納品の数を減らす事を提案すれば経費削減に繋がり上司も怒ったりはしないだろう。(それでキレるのならブラック企業確定)

この事件40人以上のケガ人に加えて、多数の建物が被害を受けており、店舗系に至っては通常の営業ができない事態にまで陥っている。

アパマンショップの社長説明では「ガス抜きの判断は店長がした」と言っている。だからといって店長にだけ今回の責任を押し付けて、会社は責任回避ということには恐らくならない。

何故なら、消臭スプレーを使って「除菌・抗菌サービス」をすることはアパマンショップという組織からの指示であり、店長の管理・監督責任が本社の幹部クラスにある以上逃れることはできない。

一体どれくらいの弁済をしなければいけないのか?多分恐ろしいくらいの金額になる。(*´Д`)

またそれだけでなく、この事件で「アパマンショップ」という、不動産におけるブランドイメージの大きな信頼低下も避けられない。

しかし、今はあまり先の事は考えず、アパマンショップには被害に合った多くの人へのケアを真摯に、丁寧に、速やかに行ってほしい。

それしか、復活の道はあり得ないだろう。

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