この回は簡単に言うと、深夜食堂で結婚詐欺をする姉妹のお話。
姉が結婚詐欺していた相手とばったり食堂で出くわす。そこにたまたまいた妹がケーキを顔面にぶつけ(昔志村けんのコントでよくやってたな~懐かしいw)、自分が姉を警察に連れて行くと嘘を言って2人一緒に逃げてしまう。→その後二人とも逮捕された記事を観てマスタービックリ(‘Д’)
この2人が昔家が貧しくて食べていたのがお肉が牛でなく、豚を使った肉じゃが。そして姉の方は肉じゃがばかり作って、男を魅了していた。
感想
①本当に家は貧しかったの?
深夜食堂の一番大事なコンセプトは「ちょっとホロっとさせられる人情話」だと自分は思っている。その為、この姉妹が結婚詐欺をしなければ生きていけないような背景があればこのコンセプトから外れなかった。
肉じゃがに牛肉も使えないような貧乏生活→結婚詐欺しか生き残る手段が無かった
これなら理解できるが、それがない為肉じゃがに豚肉しか使えなかったエピソードを生かしきれていないと感じた。
②肉じゃがしか作れない女にそもそも惚れるのか?
この結婚詐欺を繰り返した姉は「肉じゃがしか作れない」が何故か次々男が騙される設定になっている。
確かに肉じゃがは男が彼女に作ってほしい料理で、未だに上位にランキングするのは認める。ただ料理をする男子なら分かると思うが、肉じゃがははっきり言って誰でも簡単に作れる。
その為料理が得意な事に惚れるという事なら「肉じゃがしか作れない」は全く魅力がない( 一一) それでも惚れてしまうのなら、それ以外の所に魅力を感じている事になる。
そう考えると、この姉詐欺師の肉じゃが作れる設定の必要性がいまいち理解できなかった。
今回はホロっとさせるよりも、少しコメディータッチな回だった。まあたまにはコンセプトから少し外れたイレギュラーな遊びがあっても良いと思う。
とりあえず豚肉で肉じゃが作って、一杯やってみようかな(*^▽^*)